極早生品種「葉月みのり」の田植え コメの高騰続く中、実りの“夏”に期待 《新潟》
コメ高騰の中、早くもシーズン到来 極早生品種「葉月みのり」の田植えが新潟・柏崎市で始まる!
コメの高騰続く中、極早生品種「葉月みのり」の田植え
早くもシーズン到来です。極早生品種「葉月みのり」の田植えが柏崎市で始まりました。全国的に品不足によるコメの高騰が続く中、生産者はいち早く消費者に届けたいと意気込んでいます。
60人の農家が133ヘクタールの作付け 約650トンの出荷見込む
(リポート)
「絶好の田植え日和の中、いま苗が植えられています」
8月に収穫を迎えることからその名が付いた「葉月みのり」。JAえちご中越が手がける極早生品種で、柏崎市北条の田んぼでいち早く田植えが始まりました。
本格的に生産が始まり7年目を迎えたことしは60人の農家が133ヘクタールの作付けを予定。約650トンの出荷を見込んでいます。
〈生産者 冨田優さん〉
「春先ちょっとやっぱり気温が下がっていたので(苗の成長が)伸び悩んでいたんですけど、ハウスの温度管理とか水の管理を徹底してここまでやれるようになりました」
Q)収量も期待できますか
「そうですね、期待したいです」
「収穫も期待」お盆明けには店頭に並ぶ予定
全国的に続く品不足によるコメの高騰。
JAえちご中越は出荷量を増やしたい考えですが、春先の雪の影響のほか、収穫時期がお盆と重なることが極早生品種を生産する難しさのひとつだといいます。
〈JAえちご中越 力間利昭さん〉
「県外の卸しだとか販売店からはいくらでもいいからほしいということでオファーをいただいていますので、もうちょっと(作付け)面積が増えれば期待に応えられるのではないかと思っていますけど、なかなか作るのに難儀ということもあります」
「葉月みのり」の収穫は8月10日ごろに始まり、お盆明けには店頭に並ぶ予定です。