そう、実は僕の実弟は・・
神奈川県ののどかな町で
小学校の教員をしているのだ。
ケイスケ
「マジすか!?弟さん教員なんすか!?」
カサハラ
「そうそう!完全に忘れてた!」
ケイスケ
「いやもう、これしかチャンスはないですよ!」
カサハラ
「ちょっと連絡してみるわ!」
早速、実弟に連絡してみると・・
実弟
「ちょっと校長先生に確認してみる〜」
と返答があった。
カサハラ
「よし・・!これは奇跡が起こるかもしれないぞ・・」
ケイスケ
「マジで弟さん、うまく校長先生に話してくれ・・」
と、期待を込めながら・・
その夜、僕らは期待と不安
そして、一旦安堵の気持ちに浸りながら・・
ビールを飲み干して行った。
そして、数日後・・
「校長先生から、許可おりたよ」
と実弟から連絡があり・・
稽古中にも関わらず
僕とケイスケは稽古場で小躍りした。
「(これで2つの大きな問題のうち「舞台セット」問題は解決だ!)」
そして、
双方のスケジュールの関係で・・
学習机と椅子は本番日よりだいぶ早い段階で
実弟の務める小学校へ回収にいくことになり・・
都内でレンタカーを借りて
神奈川県まで机と椅子を積み込みにいき
本番日までは、
ケイスケの務めるアルバイト先の倉庫に
椅子と机を保管してもらえることとなった。