<97> 第6章(最終章)「創り手へ」〜一人芝居！？〜 |　新発田出身カサハラケントの【コラムって何書けばいいんですか？】-025

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<97> 第6章(最終章)「創り手へ」〜一人芝居！？〜 |　新発田出身カサハラケントの【コラムって何書けばいいんですか？】

健康で文化的な最低限度の生活

舞台セットに関しては

一旦ケイスケが
いろいろと調べていてくれた。

ケイスケ
「舞台セットの件ですけど、学校で使われてるような学習机ですが・・」

カサハラ
「あ、うん」

ケイスケ
「調べてみたらレンタルしてる業者があるみたいです」

カサハラ
「お！マジで！？」

ケイスケ
「でもね」

カサハラ
「でもね？」

ケイスケ
「レンタル料、めっちゃ高いです」

カサハラ
「な、なぬ・・」

ケイスケの情報によると・・

学習机３セットを
数日間レンタルするだけで

８万円近くもかかるとのこと。

正直、今回の2人芝居は
利益を生むことよりも・・

ケイスケと2人で
ゼロから全部作ること。

そして・・

いろんな人に観に来て
もらいたいという想いもあり

チケット代もかなり低く
抑えようと予め話していた。

とは言っても・・

僕らは役者活動の合間に
アルバイトをしながら

カツカツの生活を強いられている
俗にいう”売れない役者”

利益を生むことを目的とせずとも
”赤字になること”だけは避けたかった。

健康で文化的な最低限度の生活を
送れなくなるからだ。

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カサハラケント

カサハラケント　(笠原賢人) 1988年5月17日生まれ新潟県新発田市（旧紫雲寺町）出身 2011年、大学を卒業後、役者・絵描き・クリエイター活動を開始。役者としては、主に舞台(40本以上)やCM等で活動。絵描き・クリエイターとしては、個人や企業・行政から依頼多数。横浜の商業施設でのグッズ販売に、 ZeppTokyoで開催されたファッションイベントでは自身作成のロゴがメイン採用。 2019年には、地元新発田市の図書館で個展も開催。また、2018年からは新発田市と共同でプロモーションムービーを制作。 2021年に高校生とともに企画・制作したCMは「新潟ふるさとCM大賞」で準グランプリを獲得。その他にも、舞台やコントライブの脚本や、人気バンドユニットの小道具制作など幅広くクリエイター活動を展開。将来の夢は、「新発田で映画を撮る」こと。そして、全国の人に「新発田」を「しばた」と読んでもらえるようになること。

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