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”なんとかなるっしょ”タイプ

「え?舞台を作る?」

「そうです!一緒にゼロから、舞台作りましょう!俺らで、2人芝居、やりましょう!」

「2人芝居!?」



彼の名前は、ケイスケ

年齢は僕の一つ下。


ケイスケとは

トネガワさんの舞台で共演したのが
キッカケで仲良くなった。


たまに2人で飲みに行ったり、
他の作品でも何度も共演したり。


時には、同じ舞台の
A・Bキャストで同じ配役を当てられて
お互いに切磋琢磨しあったりと・・

役者仲間で一番強い
繋がりをもった男だった。



そんなケイスケからの
予想外でもあり・・

なんとも”熱いお誘い”だった。


カサハラ
「え?ケイスケは舞台作ったことあるの?」


ケイスケ
「ないっす!」


カサハラ
「他の団体で制作のお手伝いとかは?」


ケイスケ
「ほとんどないっす!」


カサハラ
「え、大丈夫?!」


ケイスケ
「大丈夫っしょ!」


ケイスケとは、こんな男である。


僕をも凌ぐ、ノリで
”なんとかなるっしょ”タイプなのだ。
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カサハラケント
カサハラケント (笠原賢人) 1988年5月17日生まれ 新潟県新発田市(旧紫雲寺町)出身 2011年、大学を卒業後、 役者・絵描き・クリエイター活動を開始。 役者としては、 主に舞台(40本以上)やCM等で活動。 絵描き・クリエイターとしては、 個人や企業・行政から依頼多数。 横浜の商業施設でのグッズ販売に、 ZeppTokyoで開催されたファッションイベントでは 自身作成のロゴがメイン採用。 2019年には、 地元新発田市の図書館で個展も開催。 また、2018年からは 新発田市と共同でプロモーションムービーを制作。 2021年に高校生とともに企画・制作したCMは 「新潟ふるさとCM大賞」で準グランプリを獲得。 その他にも、 舞台やコントライブの脚本や、 人気バンドユニットの小道具制作など 幅広くクリエイター活動を展開。 将来の夢は、 「新発田で映画を撮る」こと。 そして、全国の人に 「新発田」を「しばた」と 読んでもらえるようになること。

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