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正反対

そして、

およそ70分後。

初めて音響も入った
本番さながらの2人芝居が・・・

なんとか終わった。

正直、僕は・・・

全然満足のできない出来だった。

台本を叩きつけたくなる
ような気持ちだった。


しかし・・

トネガワさん
「う〜ん、まぁ、良いんじゃない?」


トネガワさんから
予想外の一言が出てきた。


カサハラ
「え?」


トネガワさん
「まぁ、修正したほうがいい部分は結構あるけどね〜」


ケイスケ
「ありがとうございます!ぜひ、ダメ出しをお願いします!」


トネガワさん
「うん、まずはね〜」


その後、トネガワさんから

演出家の立場から”第3者の目線”
立ち位置や動きにセリフなど・・

細かい部分の修正点を
いくつも教えてもらった。


それは僕ら2人だけの目線では
”気付けないもの”ばかり。


そして


一番大きかったのは


全然満足のできない
出来だと感じた僕と

演出家目線の
”トネガワさん”の評価が

正反対だったこと。


これこそが・・

主観と客観の
大きな違いだった。


「(トネガワさんに観てもらえて本当に良かった・・・)」


本当に感謝しかない。


僕ら2人は改めて
大きな手応えと・・

トネガワさんからもらった
「ダメ出し=宝物」を大切にして・・


残りの稽古に
励むことができた。
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カサハラケント
カサハラケント (笠原賢人) 1988年5月17日生まれ 新潟県新発田市(旧紫雲寺町)出身 2011年、大学を卒業後、 役者・絵描き・クリエイター活動を開始。 役者としては、 主に舞台(40本以上)やCM等で活動。 絵描き・クリエイターとしては、 個人や企業・行政から依頼多数。 横浜の商業施設でのグッズ販売に、 ZeppTokyoで開催されたファッションイベントでは 自身作成のロゴがメイン採用。 2019年には、 地元新発田市の図書館で個展も開催。 また、2018年からは 新発田市と共同でプロモーションムービーを制作。 2021年に高校生とともに企画・制作したCMは 「新潟ふるさとCM大賞」で準グランプリを獲得。 その他にも、 舞台やコントライブの脚本や、 人気バンドユニットの小道具制作など 幅広くクリエイター活動を展開。 将来の夢は、 「新発田で映画を撮る」こと。 そして、全国の人に 「新発田」を「しばた」と 読んでもらえるようになること。

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