ちなみに、
これから1年間の予定を簡単に説明すると・・・
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《1年間のスケジュール》
4月:入学式
7月:第1回 定期審査会
9月:第2回 定期審査会
10月:勝負のオーディション
(※100社以上の芸能事務所の方の前でパフォーマンス)
12月:第3回 定期審査会
2月:最後の勝負のオーディション
(※100社以上の芸能事務所の方の前でパフォーマンス)
3月:卒業式
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という感じ。
”審査会”とは・・
日々の授業や自主練習の成果を
講師や教務課のみなさんの前で披露し・・・
“1位から最下位まで順位をつけられる”
という、超シビアなもの。
噂によると、この審査会の結果にショックを受けて
芸能界への道を諦めてしまう人も少なくないとか・・・
(※ちなみに僕は準特待生でオーディションを合格しているので、
おそらく現時点では上位の評価を受けて入学しているはず・・)
そして、
勝負のオーディションとは・・・
この養成所の”最大のイベント
100社を超える芸能事務所の方の前で、
自分をアピールすることができる“大チャンス”!
ちなみに、“勝負のオーディション”は
10月と2月の、2回開催されるが・・
参加できるのは1回のみ。
そして、
その2つには大きな違いがある。
10月のオーディションに出場できるのは
「この子なら、もうオーディションに出しても問題ないレベルだろう」
と判断された、いわゆるこの養成所で
“認められた人”。
そして、2月のオーディションに出場できるのは
10月のオーディションから漏れた
“残り組”。
この先、芸能界で生きていくためにも・・・
まずは“10月のオーディション組”に
選ばれることが大きな意味を持つのだ。
ちなみに10月のオーディション組を決める基準は・・・
“ 定期審査会の順位 ”
つまり、7月と9月の定期審査会で
しっかり結果を残さなければ・・・
10月にオーディション組には
選ばれないのだ。
そして、僕の選んだ
“音楽コース”の生徒はおよそ80人。
その中から10月組に選ばれるのは
だいたい20人前後とのこと。
「まずは最初の審査会が勝負だな。
最低でも20位以内にははいらないと・・・」
そして僕は、7月の定期審査会にむけて、
養成所のレッスンや個人練習の日々に明け暮れた。
レッスンでは、
“ボイストレーニング”
“ステージング”
“DTM(作曲)”
をしっかりと学び・・
養成所でのレッスン後には
空いている部屋を借りて
パフォーマンスの練習をして・・
大学の授業がある日は、
帰りにカラオケで自主練をして・・
家に帰っては、
パソコンの音楽ソフトで作曲に挑戦してみたり・・・
僕は7月の審査会にむけて、出来る限りの準備をした。