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【単独インタビュー実現!】"令和の牛若丸" 滝澤夏央選手(上越市出身)「身長が低くてもできる」育成からのサクセスストーリー①

インタビュー記事

2025.09.17

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スピードを生かした守備が持ち味の上越市出身・滝澤夏央選手(埼玉西武ライオンズ所属)。NPB12球団で最も小柄ながら、見事ことしのオールスターに選出!TeNYのインタビューに、プロとしての思いや様々なホンネをガッツリ教えてくれました!

大注目!!"令和の牛若丸"は上越市出身

埼玉西武ライオンズ入団4年目、上越市・関根学園高校出身の滝澤夏央選手。
22歳の若き獅子が今、プロの世界で大活躍を見せています。
育成から這い上がってきた異名は”令和の牛若丸“。

野球界が注目する滝澤選手に、なんと今回、TeNYの単独インタビューが実現!
プレーへのこだわり、故郷・新潟への思い、そして“侍ジャパン”の先輩との話も飛び出しました!
【滝澤夏央】
新潟県上越市出身、関根学園高校卒業。
2021年、埼玉西武ライオンズから育成2位指名を受け入団。
身長はNPB12球団の中で最も小さい164センチ。
プロ1年目の2022年5月に支配下登録されると、すぐに一軍の舞台で活躍。
俊足と広い守備範囲が持ち味で、小柄な身体から飛び出す想像を超えるダイナミックなプレーがファンの心をつかみ、2025年のことし、オールスターに選出。
今後の活躍が最も期待される選手の一人。

「まさか自分が」"憧れ"のオールスターに初出場

――オールスター選出おめでとうございます。23万票を超えるファン投票。監督推薦で選ばれた瞬間どんなお気持ちでしたか?
「まさか自分が」っていう気持ちと、プロ野球選手として憧れ…というか「出てみたいな」っていう舞台だと思うので、素直に嬉しかったです。
本当に…いろんな方が投票してくれたおかげだと思っているので、本当に嬉しいです。
――背景には今シーズンの活躍がありますが、ここまで振り返っていかがでしょう?
出だしは少し自分の思うような結果が出ず、自分が今シーズン入るときに思っていたようなイメージとはちょっと違ったんですけれど、そこから何回かチャンスをもらって、なんとかやれているんじゃないかな、という感じです。

守備も好きだが…バッティングで盛り上げたい!

――守備とバッティング、どちらで盛り上がったときが嬉しいですか?
守備でも自分の思うようなプレーができたときに歓声が湧いて、すごく気持ちがいいのはあります。
けど…やっぱりバッティング!

今まで「打てない」というイメージの方が強かったと思う中で、自分が打って点が入ったときとか、チャンスメイクしたときの気持ちというのは、自分的に嬉しいなと思います。

今まで、ファームの時からずっとやってきたことが、少しずつできているのかなと思っています。
守備は、これはもう本当に小さい頃からずっと大好きで、ずっとやってきた得意な自分の持ち味だと思うので、そこでまずアピールしようと思っていたので、それなりにはできているんじゃないかなと。

強い"気持ち"が引き寄せた 初サヨナラヒット!

――オリックス戦(2025年5月17日)は、初のサヨナラヒットがありましたね!
ツーアウト満塁だったので、「自分が試合を決めてやる」という気持ちで打席に立ちました。
ツーボールになった瞬間に、甘く来たやつは絶対打とうと思っていたので、それが一発でとらえられて、自分が試合を決められた…というところで、今までにないような気持ちと嬉しさと、気持ちよかったですね。(この試合は6打数4安打)

勢いというか、本当に自分が“乗っていた”なと思います。
――ここまで結果を出すまでに、苦しい時期はありましたか?
自分としては、やっぱり絶対にチャンスが来ると思っていたので。
その「チャンスを絶対逃さないように」という気持ちでずっと練習からやっていました。
――「これだけは曲げないぞ、譲れないぞ」という部分は?
自分は本当に“気持ち”で野球をやるタイプだと思っているので、やっぱり場面に応じて絶対自分が決めるという時にはそういう気持ちでやっています。

「ここは塁に出ないといけない」という時には、何としてでも…フォアボールであったりとか、甘くきたボールは一発でとらえるという、その気持ちは誰にも負けないかなと。
今年は少しずつですけど、思うような結果はついてきているのかなと思います。

「感謝の気持ちしかない」故郷・新潟で培ったもの

――2021年秋。ドラフトで育成2位に選ばれた瞬間。振り返っていかがですか?
もう本当に、感謝の気持ちでしかなかったですし、小中高とやっぱり…幸せな、というか恵まれた指導者のもと野球ができましたし、チームメイトとか、いろんな人に恵まれていると感じます。
そういう感謝の気持ちしかなかったですね。

小学生の頃の滝澤選手

――新潟での野球経験、「生きてきているな」と感じる瞬間はありますか?
間違いなく、感じています。
野球観であったりとか、自分の野球に対する“引き出し”というのもたくさん増やしてもらいました。
小さいことかもしれないですけど、やっぱり、野球以外の部分でもたくさん教えてもらいました。
本当に、新潟で小中高と(やってきて)…指導者の方やチームメイトのおかげで、やっぱり今があるんじゃないかなというふうに思うんです。

「まだまだ満足してない」滝澤選手の瞳に宿る大志

――「一軍」で活躍…そしてオールスター選出まで駆け上がりましたけれども、これからへの展望はありますか?
今で満足はしていないですし、これからもっと活躍して、地元の方に恩返しだったりとか、いい報告が出来るようにと思っています。
本当に、自分のプレースタイルである泥臭いプレーだったりとか、「身長が低くてもできる」というところを見せたい、という気持ちでずっとやってきたので。
これからも、そういうところを見せられるように頑張りたいなと思います!
――新潟を離れてますが、故郷が恋しくなること…はありますか?
もちろん!
年末のオフシーズンに帰ったときには、やっぱり(故郷は落ち着くなと)思い出しますし。
もっともっと僕が活躍して、新潟で応援してくださる皆さんに、少しでもいい報告ができるように頑張りたいなっていう気持ちになりますね。
―――単独インタビュー②に続く
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