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<88> 第5章「アイ アム コメディアン?」~ 最高に気持ちよかったです 〜 | 新発田出身カサハラケントの 【コラムって何書けばいいんですか?】

カサハラケント

2024.05.16

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旅劇団での1年間の役者修行を終えて、東京に帰ってきたカサハラ青年。”究極の表現演技”を身につけることで、社長の求める”究極のリアル演技”に近づくことができる・・はず。そう信じていたカサハラ青年だったが・・彼を待ち受けていたのは、予想だにしない”笑撃”の展開。”コメディ舞台”への挑戦だった・・・

前回までのあらすじ

旅劇団での1年間の役者修行を終えて、
東京に帰ってきたカサハラ青年。


”究極の表現演技”を身につけることで、
社長の求める”究極のリアル演技”に近づくことができる・・はず。


そう信じていたカサハラ青年だったが・・


彼を待ち受けていたのは、
予想だにしない”笑撃”の展開。

コメディ舞台への挑戦だった・・・

”笑いの渦”


「(今回の作品て、”コメディ舞台”だよね?つまり、”お笑い”だよね?・・・それなのに、稽古場がこんなにどんよりしてるのは、おかしいよね?・・・はっ!!)」


そして、僕は気づいた。


「(もしかして僕の立場って・・・求められてることって・・・そういうことだったのか!?)」

・・・・

UPさん
「では、次に、お化けハンターのシーンいきます〜!」


カサハラ
「は、はい・・!!」


トネガワさん
「じゃあ、袖から登場するところからやるね〜。では・・・どうぞ〜!」


カサハラ
「(よ、よし・・やってみるぞ・・・!!)」


そして・・・


僕は意を決して、登場した。








数分後。

お化けハンター登場シーンが終了。


もう必死だった。

無我夢中だった。


『”お化けハンター”というキャラクターの、この作品における立ち位置』
『ケントの立ち位置』


それを自分なりに考えて
稽古で咄嗟にやってみて。


その結果、稽古場は・・・


”笑いの渦”
巻き込まれたのだ。


UPさん
「トネガワさん、あれが、3日間考えてきたケントの答えのようです。笑」


トネガワさん
「うん、まぁ、良いんじゃない?笑」


カサハラ
「・・・あ、ありがとうございます・・!!」

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カサハラケント
カサハラケント (笠原賢人) 1988年5月17日生まれ 新潟県新発田市(旧紫雲寺町)出身 2011年、大学を卒業後、 役者・絵描き・クリエイター活動を開始。 役者としては、 主に舞台(40本以上)やCM等で活動。 絵描き・クリエイターとしては、 個人や企業・行政から依頼多数。 横浜の商業施設でのグッズ販売に、 ZeppTokyoで開催されたファッションイベントでは 自身作成のロゴがメイン採用。 2019年には、 地元新発田市の図書館で個展も開催。 また、2018年からは 新発田市と共同でプロモーションムービーを制作。 2021年に高校生とともに企画・制作したCMは 「新潟ふるさとCM大賞」で準グランプリを獲得。 その他にも、 舞台やコントライブの脚本や、 人気バンドユニットの小道具制作など 幅広くクリエイター活動を展開。 将来の夢は、 「新発田で映画を撮る」こと。 そして、全国の人に 「新発田」を「しばた」と 読んでもらえるようになること。