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<86> 第5章「アイ アム コメディアン?」~ 全然ちが〜う 〜 | 新発田出身カサハラケントの 【コラムって何書けばいいんですか?】

カサハラケント

2024.05.02

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旅劇団での1年間の役者修行を終えて、東京に帰ってきたカサハラ青年。”究極の表現演技”を身につけることで、社長の求める”究極のリアル演技”に近づくことができる・・はず。そう信じていたカサハラ青年だったが・・彼を待ち受けていたのは、予想だにしない”笑撃”の展開。”コメディ舞台”への挑戦だった・・・

前回までのあらすじ

旅劇団での1年間の役者修行を終えて、
東京に帰ってきたカサハラ青年。


究極の表現演技”を身につけることで、
社長の求める”究極のリアル演技”に近づくことができる・・はず。


そう信じていたカサハラ青年だったが・・


彼を待ち受けていたのは、
予想だにしない”笑撃”の展開。

コメディ舞台への挑戦だった・・・

ちなみにケントは・・・


カサハラ
「(なんなんだ・・こんなことが・・・本当にあっていいのか・・!?この台本、史上最強に面白いじゃないか!!!!)」



僕は初めて読む”コメディ台本”に・・・
身体の芯から度肝を抜かれた。


カサハラ
「(だってまだ、稽古だってしてないのに・・ただ席に座って、キャスト全員で台本を読み合わせただけで、この面白さは・・尋常じゃない!!)」


すると・・


「ケント、久しぶり〜」

今回出演オファーをいただいた

プロデューサーのUさん
通称:UPさん


が、僕の元へやってきた。


カサハラ
「UPさん、久しぶりです!」


UPさんとは、僕の初舞台で
ご一緒した時以来の再会。


今回は”プロデューサー”という立場だけど
普段は”演者側”として舞台にも立たれ・・・


かなりストイックに、
自分の役と向き合うタイプの役者さん。


僕の初舞台の時も、
優しく、時には厳しく接してくれた。


そんなUPさんから
届いた出演オファーが・・・

僕は嬉しくてたまらなかった。


UPさんと僕は、身支度を整えて
一緒に駅まで歩いて向かった。


UPさん
「台本読んでみてどうだった?」


カサハラ
「もう、ヤバいですね・・最高に笑いました・・!」


UPさん
「だよね、この台本を書いた演出家の”トネガワさん”(仮名)とは、これまでに何度か一緒に舞台を作ってるんだよ」


カサハラ
「そうだったんですね!」


僕は、UPさんとの
久しぶりの会話を楽しんだ。


UPさん
「ちなみにケントは・・・」


カサハラ
「はい・・?」

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カサハラケント
カサハラケント (笠原賢人) 1988年5月17日生まれ 新潟県新発田市(旧紫雲寺町)出身 2011年、大学を卒業後、 役者・絵描き・クリエイター活動を開始。 役者としては、 主に舞台(40本以上)やCM等で活動。 絵描き・クリエイターとしては、 個人や企業・行政から依頼多数。 横浜の商業施設でのグッズ販売に、 ZeppTokyoで開催されたファッションイベントでは 自身作成のロゴがメイン採用。 2019年には、 地元新発田市の図書館で個展も開催。 また、2018年からは 新発田市と共同でプロモーションムービーを制作。 2021年に高校生とともに企画・制作したCMは 「新潟ふるさとCM大賞」で準グランプリを獲得。 その他にも、 舞台やコントライブの脚本や、 人気バンドユニットの小道具制作など 幅広くクリエイター活動を展開。 将来の夢は、 「新発田で映画を撮る」こと。 そして、全国の人に 「新発田」を「しばた」と 読んでもらえるようになること。