千秋楽、最後の公演が終わり
お客様の見送りが済んだ後・・
すぐさま、
劇場のバラシ作業が始まった。
男性キャストは
舞台セットの解体を手伝い
女性キャストは
楽屋周りの清掃などを行なって・・
規定の時間までに
すべての後片付けが終了した。
そして、その後・・・
劇場近くの居酒屋に移動し
キャスト・スタッフ全員で打ち上げが開始された。
UPさん
「みなさん、お疲れ様でした〜!連日満席の中、みなさんのお陰でたくさんの笑いを届けられ、終演後のお客様の満足した様子を見られて、今回の舞台は大成功の中幕を閉じることができたと感じています!みなさん、本当にありがとうございました〜!」
と、UPさんの挨拶から始まり・・
演出のトネガワさん、
そして、キャストの順に・・・
今回の舞台の感想を
発表する流れとなった。
キャストのみなさんは、
無事に全公演が終演したことや・・
お客さんからの反応の良さなどに関して
高揚しながらお話をする中・・・
僕は少しその雰囲気に
乗り切れないでいた。
全て終わった
あとだからこそ・・・
改めて感じる後悔と反省が
じわじわと押し寄せていたからだ。
そして・・
あっという間に僕の番が訪れた。
UPさん
「では、次にケント〜!今回の感想をどうぞ〜!」