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上越市「百年料亭 宇喜世(うきよ)」江戸時代から続く伝統の味

グルメ

2023.12.21

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江戸時代に創業した老舗料亭で国登録有形文化財の「宇喜世」さん。歴史を感じられるお部屋の数々と、料亭ならではの彩り豊かなランチを紹介します。

江戸時代創業の老舗料亭

上越市仲町にある「百年料亭 宇喜世(うきよ)」さん。
江戸時代末期に仕出し屋としてスタートし、幕末から明治の初め頃に割烹料亭となり現在まで続いています。

昔の木造建築としては珍しい4階建ての建物は、国登録有形文化財に指定されています。

歴史ある建物を紹介します

この上越を代表する老舗料亭でランチがいただけるということで伺いました。

まずは100年以上の歴史ある建物を見学させていただきましょう。

2階/大広間

2階の大部分をしめるのが153帖の大広間。
能も披露されるという舞台や折り上げ天井、床柱などには様々な装飾が施されています。
風情ある装飾が目を引きますね。

3階/個室

3階はすべて個室です。一部屋ごとに階段があり、独特の造りになっています。
ひと部屋にひとつの階段という珍しい造りなのですが、密談などが多かった幕末から明治という時代に建てられたことを感じさせますね。

4階/妙高の間

4階はこの「妙高の間」ひと部屋のみ。
昭和初期、高松宮宣仁親王がスキーで妙高山を訪れた際、ご利用されたお座敷です。南側の窓から妙高山が一望できる天守閣のような場所なんです。

※<高松宮宣仁親王>
大正天皇の第3皇男子であり昭和天皇は兄
高松宮さまは妙高山が一望できる床柱を背負った席がお気に入りだったようです。

料亭ならではのランチメニュー「彩箱膳」

「彩箱膳」(4,000円)※前日予約

料亭ならではのランチメニューを紹介します。

人気の「彩箱膳(いろどりはこぜん)」は彩り豊かな前菜、お造り、揚げ物、焼き物が箱膳に入っています。

どれから食べようか迷ってしまいそうですね。
前菜の青い器に入った「煎り鳥」は創業当初からの料理。歴代の料理長が紡いできた味です。
焼き物「さわらの朴葉(ほうば)味噌焼き」は春を感じさせる一品ですよ。  

まとめ

高松宮さまが愛した「妙高の間」を含め、個室は予約をすれば借りることもできます。

国の有形文化財で少し贅沢なランチもいいかもしれませんね。

お店の情報

■取材先の名前
百年料亭 宇喜世(うきよ)

■住所
上越市仲町3-5-4

■営業日時
11:30-14:00
17:30-22:00
(定休日)不定休

■電話番号
025-524-2217

■ホームページ
https://ukiyo.jp/


※各種情報は取材時のものです。最新の情報は公式サイトなどでご確認下さい。
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