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うちの旅劇団に1年間”所属する理由”

稽古終了後、
電車で1時間半かけて帰宅。

僕はコンビニで買ったお弁当を食べながら
早速、録音した台本読みの音声を再生することにした。


再生してみると・・

都度都度聞こえてくる強爺の

速い!」「違う!

という怒声の繰り返しに、
だんだんと食欲が削がれていった。


「(はぁ・・もしかしたら強爺は怖くないのかも”なんて一瞬思ったけど・・結局、想像以上に怖かったな・・・それに、言われる通りに”ゆっくり”セリフをしゃべっても、『違う!』なんて言われて・・・もう僕に対する嫌がらせにしか思えないし・・)」


そんなことを思いながら
録音した音声を聴き続けていると・・・


ふと、スラ男さんの言葉を思い出した。


『”ゆっくりしゃべる”だけが正解ではないはずだよ』


『うちの旅劇団に1年間”所属する理由”があるかと思います。それを、もう一度思い出してみたら良いかもしれません』











そうか、そういうことか・・・・
僕は、ゆっくりしゃべてるだけで・・


まったく”表現できていない”んだ。



つづく・・

P.S.

いやぁ〜演技って本当に難しいものですね。これを書きながら当時の苦悩した記憶が蘇ってきて、ちょっと心臓がギュッとなりました。汗
そして結局、強爺はファーストインパクトのままの強爺と言う感じで、僕に対しての当たりの強さは全く変わりませんでした。笑

次回!!
自分に足りないものが”表現”ということに気づくことができたカサハラ青年。しかし、それが分かったからと言って、簡単に”できる”訳でないのが演技というものの難しさ。それに加えて、”歌唱”、”ダンス”も本格的に稽古がスタートする中で・・・カサハラ青年はしっかりとついていくことができるのだろうか・・!?

お楽しみに〜!

カサハラケント

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カサハラケント
カサハラケント (笠原賢人) 1988年5月17日生まれ 新潟県新発田市(旧紫雲寺町)出身 2011年、大学を卒業後、 役者・絵描き・クリエイター活動を開始。 役者としては、 主に舞台(40本以上)やCM等で活動。 絵描き・クリエイターとしては、 個人や企業・行政から依頼多数。 横浜の商業施設でのグッズ販売に、 ZeppTokyoで開催されたファッションイベントでは 自身作成のロゴがメイン採用。 2019年には、 地元新発田市の図書館で個展も開催。 また、2018年からは 新発田市と共同でプロモーションムービーを制作。 2021年に高校生とともに企画・制作したCMは 「新潟ふるさとCM大賞」で準グランプリを獲得。 その他にも、 舞台やコントライブの脚本や、 人気バンドユニットの小道具制作など 幅広くクリエイター活動を展開。 将来の夢は、 「新発田で映画を撮る」こと。 そして、全国の人に 「新発田」を「しばた」と 読んでもらえるようになること。