「そうだった・・ケイスケは、俺に何かを期待して2人芝居に誘ってくれたんだ。このまま逃げてしまっては、ケイスケの想いを裏切ってしまうことになる・・それだけは絶対にダメだ・・!!」
それからは
あっという間だった。
とりあえず書き始めてみた。
物語を書き進めてみた。
初期設定だけ決めて
あとは書きながら考えていって・・
正直、どんなラストを
迎えるかわからない。
ハッピーエンドになるのか
バッドエンドになるのかわからない。
書くがまま。思うがまま。
ただただ、
”ケイスケと、こんな芝居がしたい”
そんな漠然とした
気持ちだけで書いていった。
そして・・
1ヶ月後。
僕らは初回の打ち合わせで使った
”某低価格ファミレス”に再び集まった。