カサハラケント
2023.04.20
遂に、役者人生初めての”稽古”に参加するカサハラ青年。振り分けられた配役が”遺族C”というアンサンブル(エキストラ的な感じ)だったため「セリフもないし、稽古もそこまで大変じゃないだろう」などという軽い気持ちでいたのだが、急遽”容疑者役”の代役として稽古にガッツリ参加することに・・・人生初めての舞台稽古で、メインの容疑者8人の代役という・・・これまでかつてないほどの急展開と極限プレッシャーの中ではあったが、なんとか、なんとか、やり過ごすことができたカサハラ青年。だったのだが・・・稽古後の完全ヤンキーからの”飲み”の誘いを断ることが出来ず・・・最寄り駅までの終電を逃してしまう事態に・・。「少しでも家に近い駅へ向かって、そこから歩いて帰ろう」そう試みたカサハラ青年であったが、終着駅から自宅までの距離は13キロ、時間にしておよそ3時間弱。過酷な状況に陥りながらも、カサハラ青年は台本を読みながら歩いて帰ろうと決心したのであった。