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日本で主流の演技


社長
演技論というものは、本当にいくつもあって、僕が取り入れているのは、究極のリアルを追究する”メソッド法”というものになります


カサハラ
「メソッド法・・・」


社長
メソッド法は、海外では主流の演技法であるけれど、日本ではあまり馴染みがありません


カサハラ
「なぜ、日本では馴染みがないんですか?」


社長
それは、日本の“芸能の歴史”が関係しています


カサハラ
「日本の芸能の歴史・・・ですか?」


社長
日本で昔から馴染みのあるお芝居って、なんだか分かるかい?


カサハラ
「昔から・・・えーっと、歌舞伎とかですか?」


社長
うん、そんな感じだね。じゃあ、歌舞伎ってどんな演技をするか知っているかい?


カサハラ
「すみません・・あまり、歌舞伎は詳しくなくて・・・」


社長
じゃあ、教えてあげよう。歌舞伎って言うのは、見てわかるように、“リアル”とはかけ離れた、”表現演技”なのだよ



表現演技・・・


カサハラ
「ってことは・・・」


社長
そう。日本で主流の演技は、昔から”表現演技”という訳です



その瞬間、すべてが繋がった気がした。

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カサハラケント
カサハラケント (笠原賢人) 1988年5月17日生まれ 新潟県新発田市(旧紫雲寺町)出身 2011年、大学を卒業後、 役者・絵描き・クリエイター活動を開始。 役者としては、 主に舞台(40本以上)やCM等で活動。 絵描き・クリエイターとしては、 個人や企業・行政から依頼多数。 横浜の商業施設でのグッズ販売に、 ZeppTokyoで開催されたファッションイベントでは 自身作成のロゴがメイン採用。 2019年には、 地元新発田市の図書館で個展も開催。 また、2018年からは 新発田市と共同でプロモーションムービーを制作。 2021年に高校生とともに企画・制作したCMは 「新潟ふるさとCM大賞」で準グランプリを獲得。 その他にも、 舞台やコントライブの脚本や、 人気バンドユニットの小道具制作など 幅広くクリエイター活動を展開。 将来の夢は、 「新発田で映画を撮る」こと。 そして、全国の人に 「新発田」を「しばた」と 読んでもらえるようになること。

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