僕はこの時、
初めて“それ”を味わった。
そして・・・
エントリーNo.2
190㎝近い高身長のカリスマ美容師っぽいイケメン
エントリーNo.3
色黒で健康的な若さ溢れる18歳のスポーティイケメン
エントリーNo.4
超絶笑顔が素敵な爽やかイケメン
の順に、他の3人の出番もあっという間に終了。
みなそれぞれに緊張した面持ちだった。
僕
「(分かる、分かるよその気持ち!
だって同じステージに上がった仲間だもん!)」
最後に超絶笑顔が素敵な爽やかイケメンが
僕らのもとへ案内されたときは、みんなで笑顔で迎えた。
そして静かに、
お互いの勇姿をたたえ合ったところで・・・
「ショップリ」コーナーも佳境に突入。
そう・・・
『グランプリを決める投票』の時間だ。
タモリさんと金曜レギュラーの皆さんは
僕らのエントリーナンバー
「①~④」の番号札を手渡される。
そう。
①の番号札の挙がる数こそが・・
僕の運命を決めるのだ。
審査員は、
タモリさん含めて6名。
3票入れば、グランプリ濃厚、
4票以上入ればグランプリ決定!
しかし、2票以下なら・・敗戦濃厚。
そして・・・
運命の時間がきた!!!
若林さん
「では、本日のグランプリを決定します!
みなさん、手元の番号札をお上げください。そうぞ!」
運命の番号札が・・・
一斉に挙げられた。