僕の役者人生は
まだ始まったばかり。
今は
この舞台の稽古に
参加しているだけでも・・
本当に勉強になることばかり。
代役としてお芝居に
参加することで体感できたモノ。
しっかり台本を
読み込まなければ
作品の世界観を破壊してしまう
可能性だってあること。
ダブルキャストの
稽古を見学することで
それぞれの
キャラクターのアプローチの違いに・・・
それに対応する
シングルキャストの柔軟さ、能力。
そして
“役作りの”大切さ。
そのどれもが・・
僕にとって“新しい発見”
そして“刺激”となってゆく。
このスタジオの中は
まさに“オアシス”だ。
枯れかけていた
これまでの僕の生き方に・・
潤いを与えてくれた。
乾いたスポンジのように僕は
しっかりとすべてを吸収してゆくのだ。
ただ・・・
ひとつだけ不安がある。
それは・・・
「“遺族たち”の稽古って・・・いつになったらやってくれるの!?」