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卒業&入学シーズンに贈りたい!三条市の老舗が作る意外なモノとは…

暮らし

2022.02.05

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江戸時代から続く【越後三条打刃物】の鍛冶技術を今に受け継ぎ、職人向けの大工道具を作ってきた老舗メーカーが製作する、卒業&入学シーズンにオススメのギフト

燕三条地場産センターで発見したコレは何の箱?

新潟県三条市にある「燕三条地場産センター」。ここには、金物の産地ならではの伝統の技術を活かした様々な製品が並んでいます。ここで見つけたのが…
こちらの木の箱。木目を生かしたツートンカラーで、長さはおよそ30センチ。開けてみると…
溝が出現し、その上の方に刃のようなものがついているのがお分かりになりますでしょうか?
実はこちら、独特の削り方ができると人気の鉛筆削り!その秘密は、カンナと同じ構造で作られたこの刃なんです。商品名は「鉛筆削りShin」(20900円)。


製作しているのは、江戸時代から続く三条のものづくり企業

製作しているのは、三条市にある角利製作所。江戸時代から続く【越後三条打刃物】の鍛冶技術を今に受け継ぎ、職人向けの大工道具を作ってきた老舗メーカーです。
量産品に比べると刃が小さく、その上で切れ味を出ためにより細かい仕上げが必要になるとのこと。職人技が光ります。
さらに、最も気を遣うのが本体に刃を仕込む作業。少しずつ刃を出しては確認し、ちょっと見えたな…あと髪の毛一本分…という具合に叩いていくのです。

商品に込められた思いとは…

職人さんのこだわりの、鉛筆削り。台を支えて削ってみると、鉛筆を引いたときに思ったより軽い力で「すっ…」と削れていきます。
この鉛筆削り「Shin」には、「芯」「真」「清」「心」など様々な意味が込められているといいます。職人の技を感じながら、心を落ち着かせてゆっくりと鉛筆を削る時間…。そんな贅沢なひとときも一緒にプレゼントできそうですね。

商品の情報など

■取材先の名前①
洋食器・刃物の物産館 燕三条地場産センター

■住所
〒955-0092 新潟県三条市須頃1-17  

■電話
0256-32-2311

■営業日時
9:30~17:30
(休)第1水曜日及び年末年始(12月29日~1月3日)
■取材先の名前②
株式会社 角利製作所

■住所
〒955-0845新潟県三条市西本成寺2丁目3-53

■電話
0256-35-1115

※各種情報は取材時のものです。最新の情報は公式サイトなどでご確認下さい。
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