1945年8月15日、日本の無条件降伏により終戦を迎えました。
しかし悲劇は続きます。
戦時中、中国・満州へ渡った人たちはソ連軍の侵攻などにより祖国へ帰ることができず、シベリア抑留や過酷な避難を強いられます。
冬は凍土となる満州やシベリアで飢えや病気、集団自決など戦争が終わってもなお奪われた多くの命。
「痛いほど肩を抱いてくれた…」
柏崎出身の大塚ミネさん(93)が経験した、母との別れ。
集団自決に身を投じた母との記憶を今も語り継ぎます。
また、1985年に実の両親と再会するまで残留孤児として中国で暮らした本間有三さん(82)。
大学生が取材しドキュメンタリー番組を制作しています。
若者は戦争から逃れられなかった時代に何を思うのか…。
さらにシベリアから去年帰ってきた父の遺骨。
様々な記憶をつなぎあわせ引き裂かれた家族の運命に迫ります。
■番組名
ドキュメント新潟「戦禍の残影 引き裂かれて、生き抜いて」
■放送日
2025年8月10日(日)
■放送時間
ごご4時25分
■ホームページ
ドキュメント新潟 番組ホームページ
※放送時間、内容は予告なく変更になる場合があります。