取材やメディア掲載、広告出稿に関してのご依頼、掲載記事に関するお問合せはこちら

お問い合わせフォーム

公式SNSでも発信中

【ライブレポート】a crowd of rebellion活休前ラストライブ新潟公演。“再会”を誓ったHOUKOUツアーファイナル at GOLDEN PIGS RED STAGE 2024.06.23

イベント

2024.07.30

  • facebook
  • twitter
  • LINE

メンバー全員が新潟出身の5人組ラウドロックバンドa crowd of rebellionの活動休止ツアーのファイナル。即日即完、灼熱の新潟古町公演をレポートする。

a crowd of rebellion / HOUKOU [Official LIVE Music Video]

2024年3月3日の自主企画『咆光祭』が活動休止前ラストライブの予定だったa crowd of rebellion。Vo/Gt.小林亮輔の溢れた思いをメンバーが汲み、東京・名古屋・大阪・そして地元新潟の4ヶ所を回る活動休止ツアーが急遽決定した。
活動休止前最後の音源となった曲「HOUKOU」と合わせ、『HOUKOU TOUR』と名付けられた本ツアーでは、ライブの終盤ラストパートのみ撮影可能のアナウンスがなされ、最終公演新潟まで東京、名古屋、大阪とSNSにツアー終盤の様子が拡散されていた。各地の熱狂と活動休止前の温度感をひしひしと感じ、新潟場所に訪れた人も多かっただろう。
これらのファンカムを見て、ライブで目の当たりにした瞬間を振り返って噛み締める人もいれば、参戦は叶わないが、少しでも活休前最後のリベリオンを動画でも目に焼き付けたい人達が、食い入るように見ていたに違いない。そんなリベリオンの粋な計らいもあり、ライブを見れる高揚感と活休前最後という悲壮感、両方の複雑な感情を胸に秘めたリベリオンキッズ達が、新潟・古町のアーケード街に続々と集まり始めていた。
会場であるGOLDEN PIGS RED STAGEは、古町のビル4階に位置するキャパ300の老舗ライブハウス。この日のチケットは即日ソールドアウト。チケットをゲットしたくとも叶わないお客さんが続出した。新潟のみならず全国でラウドロックの第一線を走ってきたa crowd of rebellionには、キャパシティ300は小さすぎた。だが、活休前ラストライブをいつも通り“狭く、ぎゅうぎゅうで、暑苦しいライブハウスで迎えたい”という、生粋のライブバンドの選択であると、キッズ達は解かっていた。
『1歩で大丈夫なので、少しずつ前にお詰めください。可能な限り前の方にお願いします。』のアナウンスがかかるほど、パンパンなGOLDEN PIGS RED STAGE。

ファン達はそれぞれお気に入りのリベリオングッズTシャツを勝負服として身に纏い、準備万端だ。シンプルなロゴT、Black_24、ill、咆光祭、THROWBACK等、様々な作品、イベントのTシャツが散見され、これまでのリベリオンとの思い出が走馬灯のように蘇ってくるようだ。

LIVE REPORT

a crowd of rebellion [Photo by サトウハル]

17時12分、BGMのボリュームが上がり、歓声と共に客電が暗転。a crowd of rebellionの活動休止前最後のライブが遂に始まった。

2014年のアルバム『Calendula』のオープニングSE 「-OOZE OUT-」が爆音で鳴り響く。これまでの東名阪3ヶ所とは違ったSEで、既に新潟のみの特別演出だ。和テイストのメロに、ボイスパーカッションとピアノ、ストリングスが混じり合い高揚感を逆なでられる。

Gt.丸山漠 [Photo by サトウハル]

Dr.近藤岳、Gt.丸山漠、Vo.宮田大作、Vo/Gt.小林亮輔、Ba.中尾佳介の順にメンバーが登場。活休前ラストライブの悲壮感はまだ無く、自信に満ち溢れた逞しい表情だ。Vo.宮田大作が開口一番『SEいつもと違うから1曲目何やるか判ってるよな?かましてこうぜ!』と煽ると、『Calendula』の曲順通りに強烈なストロボに包まれながら「This World Is Unreasonable.」に繋がる。
初っ端から荒くれ者のゴリゴリな重音サウンドに思わず微笑んでしまう。“これを待っていたんだ”と言わんばかりに、モッシュという名のおしくらまんじゅうが各所で発生。とてつもないことが今ここで起きていると気付かされるには容易な程に、人の体から伝わる圧が聡明でクリティカルだ。

Dr.近藤岳 [Photo by サトウハル]

Dr.近藤岳、Gt.丸山漠、Vo/Gt.小林亮輔、Ba.中尾佳介、彼ら4人の楽器隊が刻む縦が何とも心地いい。一発一発グーで殴られているかのような低音でドスの効いたVo.宮田大作の咆哮。まるで砂漠の中で見つけたオアシスのような美しいメロディーラインが特徴のVo/Gt.小林亮輔のハイトーンクリーンボーカル。この本来相容れない正反対のツインボーカルが、交互に織り成なされることで生まれる爆発的な破壊力が堪らなくクセになる。
1曲目から全力でぶつけてくるリベリオンに応えるように、サビでは続々とクラウドサーフも発生。Vo.宮田は、人々の頭上を流れていくダイバーと笑顔でグータッチ。ブレイクダウンではスクラッチ音が空を切る。

Vo/Gt.小林亮輔 [Photo by サトウハル]

続く2曲目は「Black Philosophy Bomb」。『BLACK...』を止めて焦らすタイトルコールも恒例行事だ。リバーブでクルクルと回るようなリフが脳裏にこびりつく。前ALVAツアーではプレイされなかった久しぶりのキラーチューンに、後ろの後ろまで誰1人例外なくサビを全ガロング。セットリストのリクエストを事前募集していた本ツアー。まだ2曲目だが、お気に入りのバンドのお気に入りの曲が演奏される優越感と多幸感で心が満たされる。
Vo.宮田の『もっといこうか!』と共にドロップされたのは、2023年リリースのmini album表題曲「ALVA」。曲を重ねるこどに更に元気よく、フルパワーで畳み掛ける。フロアも負けじと、ビリビリエネルギーを感じる程に、オイコールがけたたましい。男女バランスよく両方の声が響き、普段は大人見の人も“今日だけは”と全力で声を届け、喉を震っていたことだろう。

Ba.中尾佳介 [Photo by サトウハル]

Vo.宮田大作だけでなく、Gt.丸山漠、Ba.中尾佳介もお立ち台に上がり、フロアと目を合わせる。この曲の圧倒的なサビでは、溢れ出るようにダイバーが止まらない。Vo.宮田が『俺たちに見せてくれよ、おまえらの頭イカれぶりを』と煽ると、臨戦態勢の獣のような息遣いと共にピットが拓き、狂う。ブレイクダウンの直後、Gt.丸山漠のギターソロが清々しくフロアを駆け抜ける。細胞の接合部分が、数ヶ所は斬られたのではないかと思うほどの鋭さと美しさが全身を通過した。迎える最後のサビでは、更にボルテージの上がったオイコールとダイブの応酬。ピットには参加していない、段から上の後方組も汗ばむほどの熱気がフロアに立ち込めていた。

Gt.丸山漠 [Photo by サトウハル]

息を整えつつ、Vo.宮田から
『ありがとうございます。新潟a crowd of rebellionです。灼熱ですが、どうですか?』熱狂のフロアにヒヤりとするようなアクシデントを心配しつつも、『第一に人に怪我させないこと、自分が怪我しないこと、全員が幸せな気持ちで今日1日を終えること。長いですが、今日1日最後までよろしくお願いします!』と、改めてピースフルにライブを終えられるよう共通認識を確認。
『2つとも入るとはなー!』と、ここでお決まりのBLACKタイトルコールが再び発動。『あと1個しかないよな』と始まったのは「BLACK ANTHEM」。『全員回れ、1人残らず回れ』とフロアではサークルピットが勢い良く渦を巻く。サビではVo/Gt.小林亮輔の階段状に上り下りするハイトーンメロディが心地よく、“乱立!”の掛け声もお客さんと息ぴったりだ。『調子はどうですか、新潟?このゴルピにトドメを刺す準備できてますか?リベリオンにはワンマンさせないってくらいやるぞ!』と、Vo.大作が首の後ろから渦を巻くような強烈なシャウトで落とし、ピットも絶好調。

Vo.宮田大作 [Photo by サトウハル]

続く5曲目も一切勢いを落とさず、2017年リリースの『Gingerol』から「MATSURI WWWeapon」をドロップ。“セイヤ!ソイヤ!”の祭りコールが鳴り響く。この日本のお祭り特有の汗だくの男らしさと、歪んだメタルコアサウンドが不思議と溶け込み、マッチする。Vo.宮田のタングドリルを駆使した狼のようなシャウトも凶悪で、数々のメロイックサインが突き上がる。
続く6曲目は、Vo.宮田の出身中学校のすぐ近くの海岸でMVが撮られた夏にピッタリな曲「Smells Like Unknown」。撮影地である新潟港の日和山浜海水浴場 第三突堤波は、ファンの間では聖地として訪れる人も少なくない。この曲の涼しく美しいメロディーラインが、冒険心を擽られる円状の桟橋を思い出させる。

a crowd of rebellion - Smells Like Unknown [Official Music Video]

『最後新潟場所。これが終わったらちょっと活休させてもらいます。どんぐらいかかるかわからないですが。笑ってる?笑ってるな!』袖で見ていた仲間のバンドマン達と笑顔を交わし合い、Vo.宮田からこのライブで初めて活動休止について語られる。
『おれの好きな言葉でさ、“生まれてきたこと自体、おれたちは勝ってる”んだよ。だから大丈夫、負けるなんてことはねぇ。もうここに立ってること自体勝ってる。もう認められてる。存在してるだけで認められてる。1回不安になったけど大丈夫だって。だから必ずリベリオンも大丈夫だと思います。お前たちも大丈夫だと思います。だからみんな一緒に帰ってこよう。』冒頭の悲壮感はなく、自信に満ちた表情の訳が明かされた。

Vo.宮田大作 [Photo by サトウハル]

Vo.宮田がアコースティックギターを構え、『今回のツアーはなまじ好き勝手やらせてもらってるんで、好き勝手やっちゃう俺らのことも楽しみにしといて』とプレイされたのは「Anemone」。Ba.中尾の強烈スラップ、Gt.丸山の技巧タッピングに収まらず、Vo.宮田はアコースティックギターを演奏しながらスタンドスタイルでフライスクリームをカマす。これだけの異種格闘が喧嘩することなく同居し、違和感なく昇華されている現状。リベリオンのオリジナル性を、これでもかと堪能出来る大満足満腹セットリストだ。
続いて、緑のムーンフラワーが不気味な雰囲気を醸し出した「孤°C狗」。“踊るぞ新潟!”と左右に腕を力強くスイングする光景は圧巻で、お客さんのムーブで風を感じる程だ。赤い照明とハウリング音の凶悪さと共に、Vo.宮田がフロアを両手でこじ開ける。『そこ柱あるから、そこなしで行きましょ。前もちょっと開けよ。』こんなお茶目なWODの煽りもリベリオンらしい。『お待たせしました。このツアー初めてやります』と始まったのは、遂に待ち詫びた「O.B.M.A」。

a crowd of rebellion [Photo by サトウハル]

『スリーカウントでぶっぱなすぞー!』3,2,1,GO!!の合図でWODが爆発したのも束の間、カオスは連鎖する。『今のヤツら全員まわれ!』と左廻りにサークルピットが発生。Vo.宮田は嬉しげにフロアを見渡しにんまりと笑みを浮かべる。
既に最高潮と思われたボルテージが数段階飛び級で上がったと思わせるほど、フロアの破壊力が凄まじい。ゴルピの3台ある巨大クーラーがガン回しだか、それを上わまる熱気だ。マイクを震わせるお馴染みのパフォーマンスも交え、曲の最後には全員でO!B!M!A!の大合唱。いつものおかわり落としは無く、ワンセットで出し切る覚悟をよりヒシヒシと感じる。

Ba.中尾佳介 [Photo by サトウハル]

ここでSEの「-My Name Is Error-(Interlude)」に突入。心の底からの号哭やすすり泣きが収録されているこの曲を、活動休止の哀しみと重ねる人も少なくなかっただろう。アルバム『Calendula』の連番曲「aquarium」へと繋がり、青い照明がライブハウスを包む。水に沈んだかのような気持ちの浮遊を感じるほどに、幻想的で感情的な空間に引き込まれていく。Vo.宮田とVo/Gt.小林のダブルクリーンのハモりが何とも美しく、「Iris no hana」、「Forget Me Not」とバラードが続く。
バラードの中で強弱がハッキリと描かれたこれらの曲達に、シャウトパートはあるのだが、それは暴力的ではなく奥ゆかしい不思議さを感じられるのも、リベリオンの大きな魅力の1つだろう。『忘れないでくれる?おれは今日この光景絶対忘れないよ』右手で両目を抑えながらもVo.宮田から改めて感謝が語られる。

a crowd of rebellion [Photo by サトウハル]

『悲しい気持ちは3月3日(咆光祭)で置いてきました。未来しか見てません。一緒に未来を見ようって言うツアーなので、どうか悲しい気持ちだけの人は少しだけでいい、俺たちと一緒に未来を見てください。昨日の夜ね、正直わかんなかった。始まる寸前まで。でもお前らの顔見たら、いつもの俺に戻れました。いつもの俺らしくやれてます。
このHOUKOUツアーはリクエストを募って、上から順に曲を入れてます。たくさんのリクエストありがとうございました。色んな曲が愛されているんだなって感じられて、心から幸せです。嬉しいです。また色んな曲を作りに戻ってくるので、それまでどうか新潟のa crowd of rebellionを待っていいてください。

次の曲ほぼ全箇所で1位でした。知ってるでしょ?お前らの歌が聞きてえよ。一緒に歌ってくれるか新潟?でっかい声で頼むわ。俺たちみんなに聞こえるように。』

Vo/Gt.小林亮輔 [Photo by サトウハル]

~春を待つような想い~ からのラストのサビの歌詞を一節歌い始め、そこからは聴いたことも無いような特大シンガロング。涙腺が砕け、啜り泣きながら歌う人達が殆どだった。

特大リバーブのかかったフロアタムの音から始まったのは13曲目「SATISFIED?」。Gt.丸山のギターリフが鋭く駆け抜けると同時に、この日ほど涙混じりのうるっぽさを含んだオイコールが鳴り響いたのは後にも先にも他に無いだろう。サビの頭Yeah Yeah Yeahの息の合いようが何とも愛らしい。Vo/Gt.小林のハイトーンクリーンボイスが皆のシンガロングに背中を押され、より一層冴え渡る。Vo.宮田もこの時間を自身に刻み込むように、誇らしげに強く左胸を叩く。

a crowd of rebellion [Photo by サトウハル]

前述の言葉通り未来を見せてくれたのは、続く「The Crow」。曲の中盤、『ここで俺たちの大好きなヤツ呼ばせてくれ』と宮田に導かれ現れたのは同じく新潟出身の若手メタルコアバンドInvert HourglassからボーカルのYukiだ。リベリオンの前ツアーALVAの町田公演以来のfeat.になるが、まだこの時Yukiは22歳。Vo.宮田と共にお立ち台から柵に乗り上げ、数多のダイバーが2人めがけ降り注ぐ中、歌い切る姿は限りなく力強い。
~今日だって 今日だって~のラストのサビに、キーを乗せシャウトで歪み倒し、Vo/Gt.小林亮輔のクリーンボーカルと掛け合う姿は新鮮で、何度も聞いた「The Crow」とは違った側面とポテンシャルを最大限引き出し、魅せてくれた。それはYuki自身のポテンシャルと実力の高さに比例して実現したことに間違いないが、今後の伸びしろが末恐ろしい。魂からの叫びとは、正にこのことだと理解できた。

a crowd of rebellion feat. Yuki from Invert Hourglass [Photo by サトウハル]

『Invert Hourglass!こいつらがこれからの新潟を背負うやつらだよく覚えててくれ。』と、彼らがCrossfaithのツアー新潟公演の対バンに大抜擢されたことにも触れながら、後輩の成長を自分ごとのように嬉しんでいた。
『最後だからって湿ったらしく終わるつもりはねぇ。最後の最後のリベリオン。自分達の18年間。ここで生きてきた証を共に共有しましょう。アンコールは無しです。いつも通り接するのがお前らに対する礼儀だと思うんだよ。』

a crowd of rebellion [Photo by サトウハル]

ここで、ラストまでスマホ撮影可のアナウンスもなされ、皆が涙片手にスマホを掲げ始めた。ラストパート1曲目は、ツアータイトルにもなっている「HOUKOU」。活動休止前ラストのラストを迎え、今の心情に重なるしかない歌詞『これだけでしか生きれなかった My life is over? my life is “not” over』が切なくも温かい。
『まだ叫び足りねぇな。どこまでも一緒に行ってくれる?これは希望の唄』と続くは「HOPE」。スマホ撮影が許可された状態なので、“この瞬間を残したい”気持ちと、“肉眼で最大限体感したい”気持ちとの葛藤と戦っていた人も少なくないだろう。それほどかけがえない時間が過ぎていく。

a crowd of rebellion [Photo by サトウハル]

『お前の敵は俺の敵だ。全員で己の敵に銃口を叩きつけよう新潟!負けんなよ。負けんなよ。おれも一緒にいるからな。忘れんなよ!』と続くは、「M1917」。銃のコッキング音と銃声がイントロにサンプリングされた、リベリオンの代表曲だ。この曲が存在してくれている事が、日々の生活を乗り越える糧になっている。そんな前向きな勇気で少し背筋が伸びるような気持ちも与えてくれた。靴が飛び交い、まるでサウナの様に少し動くと水滴がつくような熱狂。続くラストの曲を前にして、Vo.宮田は新潟のバンドシーンに対する激とも取れるメッセージを残した。
『おい新潟のバンドマン見てるだろ。型にはまったライブしてんじゃねえぞ。そこら辺の県外のバンドに負けんじゃねぇ。これからライブするやつよく見とけ!これが新潟のバンドだ。誰にも負けるな。インバートもよく見とけ!型にはまったライブしてんじゃねえぞ。つまんねぇよな。型にはまった人生なんて。』

Vo/Gt.小林亮輔 [Photo by サトウハル]

正真正銘、活動休止前最後の曲は自身初のMV曲でもある「Satellitear」。正に死に物狂いで、燃え尽きるほど全力を尽くすa crowd of rebellionに、ファン達も泣きじゃくりながら食らいつく。Vo.宮田は堪らずフロアにステージダイブ。その間もその場にいる全員で歌詞を歌い続けた。
『愛してるぞ新潟。百点満点だコノヤロウ。
キツいことも、幸せなことも何度も何度も乗り越えて、楽しいことばっかりじゃねぇ。きついことばっかりじゃねぇ。これが生きてるってことだ。ありがとうございました。新潟a crowd of rebellionでした。必ずまた会いましょう。』そう言い残し、アンコール無し全18曲90分のワンマンライブをやり切った5人。

a crowd of rebellion [Photo by サトウハル]

“帰ってこい!愛してるぞー!ありがとう!”と感謝と復活を確信する人。寂しさもありながら、どこか清々しい表情の人。立ち上がれなくなるほどの喪失感に襲われて泣き崩れる人。ライブ後の反応はそれぞれだったが、彼らにとって、新潟にとって、音楽シーンにとって大きな大きな存在が一つ節目を迎えたことは間違いない。
即日即完の激レア活動休止前ラストライブという、客観的な事実ではなく、“こんなかっこいいバンドの、こんなかっこいいライブを目の当たりにできた。”その確固たる事実が、誰かに自慢しなくとも、心の中で自信になるような、いつまでも光り輝く宝物のようなライブだった。復活を誓ったa crowd of rebellion。そして彼らが不在となった新潟のバンドシーンに、これからも注目していきたい。
文:本田達也(TeNYテレビ新潟)

SETLIST

2024.06.23 (sun)
a crowd of rebellion
HOUKOU TOUR FINAL
at GOLDEN PIGS RED STAGE

-OOZE OUT-(introduction)
01. This World Is Unreasonable.
02. Black Philosophy Bomb
03. ALVA
04. BLACK ANTHEM
05. MATSURI WWWeapon
06. Smells Like Unknown
07. Anemone
08. 孤°C狗
09. O.B.M.A
-My Name Is Error-(Interlude)
10. aquarium
11. Iris no hana
12. Forget Me Not
13. SATISFIED?
14. The Crow (feat. Yuki from Invert Hourglass)
15. HOUKOU
16. HOPE
17. M1917
18. Satellitear

LIVE ANNOUNCEMENT

a crowd of rebellionは活動休止となったが、ライブ中も触れられた新潟の同郷後輩バンドInvert Hourglassが、日本のヘビーミュージックシーンのトップランカー『Crossfaith』との対バンライブを8月に控えている。会場は新潟最大のライブハウス「新潟LOTS」

彼らのバトンが脈々と受け継がれ如何に花開くか、注目の一日になることは間違いないだろう。チケットは残り僅か一般販売中。新潟のバンドシーンの魁ともなり得るライブ、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
70 件
〈 1 / 1 〉

RANKING 人気記事

ランキングをもっと見る

カテゴリから探す