舞台監督
「では、これから“場当たり”を開始してきます」
ちなみに
“場当たり”とは・・
主に音響・照明の確認と
お芝居中の舞台上に
何か“危険”が潜んでいないか等を
シーンごとに
チェックしていく作業のこと。
照明の当たり方を確認するために
キャスト陣はちゃんと本番用の衣装をきて
稽古してきた台本通りのかたちで
舞台上でお芝居をしてゆく。
場当たり中、キャスト陣は・・
“お芝居に100%集中”するのではなく
舞台上のセットの位置確認や
実際にお芝居をしながら
危険な場所などがないかの
チェックをキャスト自身が行い・・・
そのシーンの場当たりが終わった時点で
舞台監督がキャストたちにそれを確認。
そして、音響・照明を含めて
特に問題がなければ次のシーンへ・・
という流れ。
を、場当たりが始まる前に
「大体こんな感じやで~」
と完全ヤンキーに教えてもらったのだ。
そして
舞台監督の指示のもと
場当たりの準備が進められ・・・
演出家は客席に用意された
専用の演出家席に座って
お客さん目線で
舞台全体のチェックをする様子。
そして
該当するシーンに
関係ない役者たちは客席に自由に座って
場当たりの様子を
見学することができるとのこと。
僕らオーディション組も
序盤は登場シーンがないので
客席に座って、
場当たりを見学することになった。