<96> 第6章(最終章)「創り手へ」〜２つの大きな問題〜　|　新発田出身カサハラケントの【コラムって何書けばいいんですか？】-025

HOME 025 | ゼロニィゴ新潟おでかけメディア
コラム
コラム特集
カサハラケント
<96> 第6章(最終章)「創り手へ」〜２つの大きな問題〜　|　新発田出身カサハラケントの【コラムって何書けばいいんですか？】

２つの大きな問題

そして、迎えた12月。

本番まで３週間を切ったところで・・

２つの大きな問題が発生した。

まず１つ目は・・

「舞台セット」の用意。

今回の2人芝居、
舞台は「放課後の教室」

2人の男子高校生が
放課後の教室で織りなす

”ミステリー会話劇”

というのが
今回の舞台の設定だ。

となると・・

舞台セットとして
必要になってくるのは

”机と椅子”

劇中の設定から
最低でも３セット必要となる。

そして・・・

この机と椅子は絶対に
”学校で使用されている形”
のものでなくてはならない。

例えばどうだ？

学生服を着た男子2人が
パイプ机とパイプ椅子に座っていたら・・

そこは”教室”に見えるだろうか？

立ったり座ったりするたびに
パイプ椅子特有の

”ギィ〜”

という金属音がしてしまったら
その世界観はどうなるだろうか？

それは

絶対に許すことのできない
お互いにしっかり拘りたい部分。

として2人で一致していた。

なので

”本物の学校の机と椅子”を
どうやって手にれるか・・

というのが、

１つ目の問題点として
挙げられることとなった。

そして、2つ目の問題点。

それは・・・

今に発生した事ではない。

言うなれば、2人芝居の企画段階から
ずっと囁かれ続けた問題であり・・

その都度

「まだ？」

「大丈夫？」

「もうヤバいって！！」

とキツイお叱りを
続けられていた部分。

そう。

本番を３週間後に
控えた現時点で・・・

まだ台本が完成していないのだ。

つづく・・

P.S.

いやぁ〜、もう思い出すだけでケイスケにどれだけ負担と心配かけていたかと・・汗
台本を書くって想像の何百倍も難しくて・・・拘れば拘るほど、書き終わらないんです・・たぶんそこはケイスケも承知の上で叱咤激励を続けてくれてましたけど、僕自身もなかなか追い込まれてましたね。笑

次回！！

２つの大きな問題を抱えながらも、着々と本番が迫ってくる中・・”学校の机と椅子”問題は斜め上の方法で解決できることとなった。しかし、台本問題。そして、当日お手伝いしてくれるスタッフの方、音響・照明を担当してくれる方の手配など、2人はどんどんと追い込まれるのであった・・

お楽しみに〜！

あ！すみません！
次回ですが・・

実は「新発田市PRカードゲーム」の件が新しい展開を見せ、２週にわたっていろいろと面会やイベントが立て込んでしまい・・

次の更新は
【8月22日（木）】
となりますm(_ _)m

このコラムをきっかけに
いろいろな可能性が生まれていることに感謝しながら・・

100話の完結まで
残りのコラムも楽しんでいただけるよう
精一杯やっていきます！！

最後まで宜しくお願いします★

カサハラケント

X（旧Twitter）
Instagram

19 件

〈 5 / 5 〉

カサハラケント

カサハラケント　(笠原賢人) 1988年5月17日生まれ新潟県新発田市（旧紫雲寺町）出身 2011年、大学を卒業後、役者・絵描き・クリエイター活動を開始。役者としては、主に舞台(40本以上)やCM等で活動。絵描き・クリエイターとしては、個人や企業・行政から依頼多数。横浜の商業施設でのグッズ販売に、 ZeppTokyoで開催されたファッションイベントでは自身作成のロゴがメイン採用。 2019年には、地元新発田市の図書館で個展も開催。また、2018年からは新発田市と共同でプロモーションムービーを制作。 2021年に高校生とともに企画・制作したCMは「新潟ふるさとCM大賞」で準グランプリを獲得。その他にも、舞台やコントライブの脚本や、人気バンドユニットの小道具制作など幅広くクリエイター活動を展開。将来の夢は、「新発田で映画を撮る」こと。そして、全国の人に「新発田」を「しばた」と読んでもらえるようになること。

<100> 【最終話】第6章(最終章)「創り手へ」〜おわりと、はじまり〜　|　新発田出身カサハラケントの【コラムって何書けばいいんですか？】

カサハラケント

2024.09.12

<99> 第6章(最終章)「創り手へ」〜奇跡という言葉はこういう時に使うものなのかもしれない。〜　|　新発田出身カサハラケントの【コラムって何書けばいいんですか？】

カサハラケント

2024.09.05