第3弾「会いに行く美酒」|【R20ここだけの話】気になる日本酒、語らせて
【R20ここだけの話】~気になる日本酒、語らせて~
2022.07.19
知る人ぞ知る新潟の銘酒について、日本酒翻訳家が独断で選び、酒蔵の方を巻き込んで語るコーナー。
今回は「宝山酒造に行かないと買えない銘酒」【女将の酒】について語らせてください!!!
ぬるこ:ねえねえ、ちょっとドライブしませんか??
友人K:ドライブいいねー、どこに?
ぬるこ:岩室! これ、気になりません? 気になるよね??
女将の酒
なんと、宝山酒造の商品一覧や販売ページに一切出てこない。
「宝山酒造に行かないと、手に入らない銘酒」
その名も『女将の酒』
味のイメージは女将プロデュース。
ぬるこ:新潟県を代表する飯米のブレンドで醸されていて、ふくらみのあるコメの旨味が口に広がって、華やかでありながら淡麗な辛口なのよ。 飲みごこちもまろやかで…
友人K:ストップ。 推したいのは分かった。 落ち着いて。
ぬるこ:推しの紹介を適度に収めるの難しい…
友人K:現地限定のお酒 は惹かれるね! これは学生時代に聖地巡礼していた者としてもワクワクする。
*聖地巡礼…もともと宗教用語ですが、ここでは【ファンにとって思い入れのある場所を聖地として巡ること】を指します。 主にドラマや映画、小説、漫画、アニメなどの舞台となった場所が聖地とされています。
ぬるこ:そうそう、 『会い行くお酒』 ですよ!! ね、行きません??
友人K:行こう!
じゃん!! 着きました!
そこであるものが目に止まりました。
友人K:甘酒もあるね。 『生甘酒』って初めて聞いた!
ぬるこ:生クリームのような味わい…え、これも気になる!
渡邉:本日は生甘酒はないのですが、瓶の甘酒であれば、プレーンと季節限定のキウイがあります。
友人&ぬるこ:2本ずつお願いします!!
※初来訪日は6月17日。 季節の甘酒は時期によって変わります。
甘酒
左:プレーン
右:キウイ
冬に出回るコッテリした甘酒とは異なり、すっきりとした優しい甘さ。
キンキンに冷やすのがおすすめ。
キウイは爽やかな甘酸っぱさで、ヨーグルトにも合いそう。
ぬるこ:はっ! つい、甘酒に気を取られてしまった!
友人K:あなたはアイドル、いえ、お酒に会いに来たのでしょ?
ぬるこ:そうでした!! 改めまして、『女将の酒』ください!
皆さま、言霊って信じますか?
私は文芸部の友人から「温ちゃんの『温』って、ぬる燗の『ぬる』なんだね。明日から『ぬるこ』って呼ぶね!」
と言われ、(20歳超えてから)日本酒が好きになり、好きが高じて、気づいたら商社で日本酒の翻訳を担当していました。
新潟の日本酒について語り、皆さまに「このお酒飲んでみたい」と思われるような記事をお届けします。