父親から、聞いた
「紫雲寺地区の3つの小学校統合」の話。
僕にとってはあまりにも衝撃的であり、
2005年の寂しかった気持ちが一気によみがえる。
気が付けば、僕を乗せた車は
「新発田駅」に到着していた。
僕は、両親と妹に手を振り、
新潟駅行きの電車へ乗り込んだ。
満腹感とお酒のほろ酔い気分に浸っていた僕であったが、
「小学校統合」の話を聞いてからは一気に目が覚めた。
そして
手元には父親から
手渡された「公募」の用紙。
いつもならば
地元「新発田・新潟」関連の話なら
瞬く間に飛びつく僕であったが・・・
今回ばかりは、気が乗らなかった。
いや
「気が乗らなかった」
という言葉では、誤解が生まれる。
今回の件は、僕の中で、
とても「繊細」で、とても「重大」で
今まで手掛けてきたものとは
“全く次元の違うもの”だと
全身で感じたからだ。
「こればかりは、中途半端な気持ちで、作れるものではない」
公募の用紙に記載されている
応募締め切りは、
この日から
およそ、1か月後の
【11月18日】
『新しい紫雲寺小学校』の校章のデザイン
そして、校歌の歌詞を考えるということは
これまでの紫雲寺小学校の、
米子小学校、そして藤塚小学校の
「紫雲寺地区全体」の
素晴らしい歴史を
未来に繋げてゆくものにならなければならない。
そして
各小学校を卒業していった方々、
今この瞬間もそれぞれの学び舎で励んでいる在校生
そして、
これから入学してくる子どもたち
そのみなから
“受け入れてもらえる”
そして
“愛される”
そんな“モノ”に
ならなければならない。
そんなモノを・・
僕に作ることができるのか・・・
生半可な気持ちでやるのは、
大変失礼なこと。
そして、何より、僕の心が許さない。
この1カ月の間で、
心の整理ができるのか・・
できたとしても、
“作ること”はできるのか・・・
僕にとって
”過去最大級の挑戦”が
この日、静かに幕を開けた。
つづく・・・
すみません・・
案の定、1話で完結できるボリュームではなかったです・・汗
ぜひ、来週の続きもお楽しみに~!!
※詳しい予告を書けないのでこの辺で(^^;
カサハラケント
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