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<42> 第3章「職業:役者」~“前カサハラ未踏の”13キロ”という道のり~ | 新発田出身カサハラケントの 【コラムって何書けばいいんですか?】

カサハラケント

2023.04.13

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遂に、役者人生初めての”稽古”に参加するカサハラ青年。振り分けられた配役が”遺族C”というアンサンブル(エキストラ的な感じ)だったため「セリフもないし、稽古もそこまで大変じゃないだろう」などという軽い気持ちでいたのだが、急遽”容疑者役”の代役として稽古にガッツリ参加することに・・・人生初めての舞台稽古で、メインの容疑者8人の代役という・・・これまでかつてないほどの急展開と極限プレッシャーの中ではあったが、なんとか、なんとか、やり過ごすことができたカサハラ青年。そして、”遺族たち”のみんさんの協力もあり、自分の本役である”遺族C”にも”神谷椎太郎”という名前を付けることができ、作品を作るうえでの、演技をするうえでの大切さというモノを多く教わることが出来たカサハラ青年であったが・・・稽古終了後に思わぬ事態が待ち受けていたのであった・・・

前回までのあらすじ

遂に、役者人生初めての
”稽古”に参加したカサハラ青年。


振り分けられた配役が”遺族C”という
アンサンブル(エキストラ的な感じ)だったため


セリフもないし、稽古もそこまで大変じゃないだろう


などという軽い気持ちでいたのだが、
急遽”容疑者役”の代役として


稽古にガッツリ参加することに・・・


人生初めての舞台稽古で、
メインの容疑者8人の代役という・・・


これまでかつてないほどの急展開と
極限プレッシャーの中ではあったが、


なんとか、なんとか、
やり過ごすことができたカサハラ青年。


そして、


”遺族たち”のみんさんの協力もあり、
自分の本役である”遺族C”にも


”神谷椎太郎”


という名前を付けることができ、
作品を作るうえでの、演技をするうえでの


大切さというモノを多く教わることが出来た
カサハラ青年であったが・・


稽古終了後に
思わぬ事態が待ち受けていたのであった・・・


相関図

乗り気になれなかった



完全ヤンキー
ほな、2人でいこか~




初日の稽古終了後・・


僕は、完全ヤンキーに
半ば強引に腕を引っ張られながら



新宿の居酒屋へと
繰り出すこととなった。



完全ヤンキーとは、
これから同じ”遺族たち”という役で

作品の世界観を作っていく大切な関係



この舞台では、
“運命共同体”な訳だ。


だから・・


この”飲み”の誘いも本来ならば、
前向きに捉えるべきなのだが・・・


僕は、やはり
乗り気になれなかった。



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カサハラケント
カサハラケント (笠原賢人) 1988年5月17日生まれ 新潟県新発田市(旧紫雲寺町)出身 2011年、大学を卒業後、 役者・絵描き・クリエイター活動を開始。 役者としては、 主に舞台(40本以上)やCM等で活動。 絵描き・クリエイターとしては、 個人や企業・行政から依頼多数。 横浜の商業施設でのグッズ販売に、 ZeppTokyoで開催されたファッションイベントでは 自身作成のロゴがメイン採用。 2019年には、 地元新発田市の図書館で個展も開催。 また、2018年からは 新発田市と共同でプロモーションムービーを制作。 2021年に高校生とともに企画・制作したCMは 「新潟ふるさとCM大賞」で準グランプリを獲得。 その他にも、 舞台やコントライブの脚本や、 人気バンドユニットの小道具制作など 幅広くクリエイター活動を展開。 将来の夢は、 「新発田で映画を撮る」こと。 そして、全国の人に 「新発田」を「しばた」と 読んでもらえるようになること。