それから僕は・・
台本を完成させるために
パソコンに向かい続けた。
ただ、見切り発車してしまった
代償はことの他大きく・・
書き進めれば
書き進めるほど・・
終わりのないドツボに
ハマりまくっていた。
「せめて結末だけは最初に決めておくべきだった・・」
そう思っても
もはや後の祭り。
紡いできた物語をしっかりと
着地させるためにも・・
書いては消して
練っては壊して
一行一行じっくりと
進めていき・・
都度、
ケイスケに進捗を報告し
叱咤激励してもらった。
そして・・
気がつけば
季節は残暑を迎え・・
本番まであと3ヶ月
というところまで迫ってきた。