そして本番を
2ヶ月後に控えた10月中旬。
ついに・・
2人芝居の稽古が
ゆっくりと開始された。
今回の2人芝居は
特に演出家を用意せず・・
お互いに稽古をしながら
”客観的”にどう見えているか
なども考えながら進めていった。
今までの舞台稽古では・・
芝居をして、それを演出家に修正されて
また芝居をして・・と
その繰り返しで精度を
高めていくことが普通だったが
その演出家の役割を
稽古ををしながら2人で務めていき・・
お互いに
「こうした方が良いかも」
という意見を出し合いながら
少しずつ高めていった。