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佐渡の環境を生かした酒造り

「学校蔵」では、持続可能な地域づくりをしながら、
新しいお酒造りへの挑戦をされています。

そのため仕込みに使われるお米も、
・伝統的な棚田で造られたお米
・環境に配慮された「トキ認証米(朱鷺と暮らす郷づくり認証米)」
・佐渡の自然に合った水質改善をする「牡蠣殻農法」で栽培されたお米
※カキも佐渡で採れたものが使われています。

仕込み蔵の空調も、学校の周辺散策で見つけた
太陽光パネルで発電された電気が使われています。

牡蠣殻農法で作られたお米

地域社会の課題を考える「学校」

学校蔵の玄関。校内は木のぬくもりを感じます。

尾畑酒造さんでは、お酒造りを主軸に、
持続可能なエネルギーを使った、自然との「共生」を学ぶ取り組みの他、
地域社会が抱える課題を考える「特別授業」を通じて、
幅広い世代の方々や、あらゆる分野の方々との「交流の場」として、
「学校蔵」では様々な試みがされています。
学校蔵の仕込み期間中、日本酒の仕込みを学びたい方が参加できる『学校蔵の酒造り体験プログラム』が実施されています。

生物多様性を保全する原材料
太陽光パネルによる再生可能エネルギーを使った「酒造り」を通して、
佐渡を知り、生産地と酒のつながりを学ぶ体験ができます。

1週間コースに加えて20日間コースなどの上級プログラムの造成や、
学校蔵卒業生で組織する「学校蔵同窓会」も設立し、
日本酒と佐渡をテーマに多様な交流を生み出しています。
6月末(2023年は6月26日開催)に「学校蔵の特別授業」が開かれます。
日本の縮図といわれる佐渡で、
日本の地域社会が抱えている課題を解決するために何ができるか

ということをテーマに多世代、多様な背景を持つ方々が集まって考える授業です。

なお、今年の特別授業は
このリンク先のホームページに後日募集の案内が掲載されます


「持続可能なものとは何か」
「学校蔵」では様々な体験を通して、一緒に課題を考えていく
ワークショップや酒造りを通した「学びの場」になっています。

校訓は「幸醸心」

この机やいすも、学校蔵プロジェクトの一環で造られたもの。

よく学校の校訓に見られる「向上心」ですが、ここでは
「幸醸心(こうじょうしん)」
お酒造りをはじめ、多様性にあふれる方々と共に学び、多くの幸せを醸していく
そんな「学びの場」になってほしいという願いが込められています。
「学校蔵」の開校時間は、「学校蔵Café」の開店時間となっています。
まずは「学校蔵Café」へぜひ、足を運んでみてください。

学校蔵の詳しい情報はこちらから
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ぬる燗好きのぬるこ
皆さま、言霊って信じますか? 私は文芸部の友人から「温ちゃんの『温』って、ぬる燗の『ぬる』なんだね。明日から『ぬるこ』って呼ぶね!」 と言われ、(20歳超えてから)日本酒が好きになり、好きが高じて、気づいたら商社で日本酒の翻訳を担当していました。 新潟の日本酒について語り、皆さまに「このお酒飲んでみたい」と思われるような記事をお届けします。

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