そして気が付くと、
公募〆切の【11月18日】まで
猶予は1週間を切っていた。
案の定ではないが
「校章のデザイン」も「校歌の歌詞」も
このタイミングでもまだ
全く何も着手できていない状況。
このままではきっと
期限までに完成させることは不可能である。
「早く作り始めないと・・・」
「でも、作るのが怖い・・・・」
「一度作ってしまったら、もう後戻りできない・・」
そんな思いが、交差し続ける。
どうしたら良いのか・・
どうしたら良いのか・・・
僕は、悩みに悩んだ。
そして・・・
1つの“ルール”を
思いつくことが出来た。
それは
『〆切の当日だけ、制作に着手すること』
である。
〆切の当日までは
「校章のデザイン」
「校歌の歌詞」の案を
ひたすら考え続けて
ひたすら悩み続けて
『紫雲寺』についても
出来うる限り調べつくして
そして・・
〆切の当日に、初めて
「頭の中でイメージを固めた校章」
「頭の中で書き連ねた歌詞」
を形にしてみる。
そうすることで
自分の”経験”や”想い”に
従順なモノを作ることができ・・・
“形式的な修正”をする時間を
与えずに作品を提出できるはず・・・
そう考えたからだ。
もしかしたら・・・
〆切の当日に着手したところで
完成が間に合わない可能性も大いにある。
でも、それならそれで構わない。
そう“ルール”を決めてから
何か重たいモノが
肩からスッとおりた感覚になった。