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1つの“ルール”



そして気が付くと、
公募〆切の【11月18日】まで

猶予は1週間を切っていた



案の定ではないが
「校章のデザイン」も「校歌の歌詞」も

このタイミングでもまだ
全く何も着手できていない状況。


このままではきっと
期限までに完成させることは不可能である。


早く作り始めないと・・・

でも、作るのが怖い・・・・

一度作ってしまったら、もう後戻りできない・・


そんな思いが、交差し続ける。



どうしたら良いのか・・


どうしたら良いのか・・・


僕は、悩みに悩んだ。


そして・・・



1つの“ルール”
思いつくことが出来た。



それは



〆切の当日だけ、制作に着手すること



である。



〆切の当日までは

「校章のデザイン」
「校歌の歌詞」の案を


ひたすら考え続けて

ひたすら悩み続けて


『紫雲寺』についても
出来うる限り調べつくして


そして・・


〆切の当日に、初めて

頭の中でイメージを固めた校章

頭の中で書き連ねた歌詞

を形にしてみる。



そうすることで

自分の”経験”や”想い”に
従順なモノを作ることができ・・・




形式的な修正”をする時間を
与えずに作品を提出できるはず・・・




そう考えたからだ。


もしかしたら・・・


〆切の当日に着手したところで
完成が間に合わない可能性も大いにある。


でも、それならそれで構わない。



そう“ルール”を決めてから



何か重たいモノが
肩からスッとおりた感覚になった。

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カサハラケント
カサハラケント (笠原賢人) 1988年5月17日生まれ 新潟県新発田市(旧紫雲寺町)出身 2011年、大学を卒業後、 役者・絵描き・クリエイター活動を開始。 役者としては、 主に舞台(40本以上)やCM等で活動。 絵描き・クリエイターとしては、 個人や企業・行政から依頼多数。 横浜の商業施設でのグッズ販売に、 ZeppTokyoで開催されたファッションイベントでは 自身作成のロゴがメイン採用。 2019年には、 地元新発田市の図書館で個展も開催。 また、2018年からは 新発田市と共同でプロモーションムービーを制作。 2021年に高校生とともに企画・制作したCMは 「新潟ふるさとCM大賞」で準グランプリを獲得。 その他にも、 舞台やコントライブの脚本や、 人気バンドユニットの小道具制作など 幅広くクリエイター活動を展開。 将来の夢は、 「新発田で映画を撮る」こと。 そして、全国の人に 「新発田」を「しばた」と 読んでもらえるようになること。

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