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第18弾「鮎氷を上る澄んだ生酒」|【R20ここだけの話】気になる日本酒、語らせて

【R20ここだけの話】~気になる日本酒、語らせて~

2023.02.12

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知る人ぞ知る新潟の銘酒について、元日本酒翻訳家が独断で選び、語るコーナー。生酒なのに微炭酸感が控えめで飲みやすい「初鮎」澄み渡る生酒を今回は「低温帯」で飲み比べてみました。

日本の暦のうちのひとつに『七十二候』というものがあります。
「立春」や「春分」など季節の変わり目を表す『二十四節季』の各期間で、
その季節に出てくる植物や動物、自然現象の様子から、季節の移ろいを感じるのだそう。

2月14日から18日までの期間は
「魚上氷(うお こおりを いづる)」 
川や水の氷が解け、氷の下でじっとしていた魚たちが動きだす
そんな季節のようです。

凍てつく寒さも実は、少しずつ和らいでいるのかもしれませんね。

そしてぴったりのお酒もゲットしました
鮎正宗酒造の『初鮎』

ラベルの川から跳ね出る感じも「魚氷を上る」そのまま
なんてピッタリなんでしょう!

さっそくいただきます!

鮎正宗の「秋あがり」も穏やかでスルスル飲めるコク旨だったのですが、
「初鮎」の清涼感と穏やかに広がる香り。
穏やかですっきりした口当たりもとても良いです。
生酒特有の微炭酸感が苦手な方も飲みやすいかと思われます。

こちらのコラムで恒例になりつつある「温度別飲み比べ」ですが、
今回は生酒なので、5℃~20℃の間で飲み比べします。
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ぬる燗好きのぬるこ
皆さま、言霊って信じますか? 私は文芸部の友人から「温ちゃんの『温』って、ぬる燗の『ぬる』なんだね。明日から『ぬるこ』って呼ぶね!」 と言われ、(20歳超えてから)日本酒が好きになり、好きが高じて、気づいたら商社で日本酒の翻訳を担当していました。 新潟の日本酒について語り、皆さまに「このお酒飲んでみたい」と思われるような記事をお届けします。

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