終演後。
劇場の外で、待っていると・・
タカモン
「おう~!お疲れ!!」
身支度を済ませたタカモンが、
僕の元へやってきた。
カサハラ
「お疲れ~!いや、マジでヤバかったわ!!」
タカモン
「お、楽しんでもらえたみたいだな~!」
カサハラ
「いや、楽しめたどころじゃない!笑」
と、軽く会話をしながら
2人で近くの居酒屋に入った。
それからは・・
お酒を片手に
この日の舞台のことや、お互いの近況。
これまでの役者活動のことに・・・
昔話など。
2人だけでこんなに会話をしたのは
”あの日、車の中でお互いの夢を語り合った時“以来。
翌日、タカモンは“金閣寺”の本番、
僕も仕事を控えていたので・・・
終電までには帰ろう、という話だったのだが
気付けば時計は0時を回り・・
明け方まで僕らは
居酒屋で語り尽くしたのだった。